
本日は首肩腰の痛み(外傷は除く)の基本について書きます
1次湾曲と2次湾曲ってご存じですか?
1次湾曲とは胸椎と仙椎(仙骨)の湾曲ことで、生まれた時からある湾曲です。
2次湾曲とは頸椎と腰椎の湾曲ことで育っていく過程で出来上がる湾曲です。
頸椎の湾曲は生後4か月に頸部のコントロールの発達に伴い形成します。
腰椎の湾曲は立つ、歩くができるようになると形成されます。
首肩腰は?・・・2次湾曲ですよね。
2次湾曲は1次湾曲の補正という役割があります。
1次湾曲の影響を受けて形が変わるということです。つまり、1次湾曲が正しい状態なら2次湾曲も正しい状態、1次湾曲が異常な状態なら2次湾曲も異常な状態になります。
つまり、痛いのは首肩腰でも原因は1次湾曲の胸椎、仙椎であることが多いです。腰が痛いときに腰を施術しても、その時はいいがすぐにまた痛くなるのは腰に原因がないからです。もちろん慢性痛がかなりの長期にわたる方は2次湾曲も悪い状態で固定しますので、両方の湾曲への施術が必要になります。
首肩腰の痛みは胸椎、仙椎が原因になることはご理解いただけたと思います。では、そもそも胸椎、仙椎が悪くなる要因はなんでしょうか?
続きは次回書きますので是非読んでみてください!
ではまた。