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神経から考えるしゃっくりの止め方

本日は、神経を使ったしゃっくりの止め方をご紹介します。

しゃっくりは【横隔膜の不随意な痙攣】です。

胃の膨張、食べ過ぎ、飲酒、ストレス等が横隔膜を刺激して起きます。ただ、あまりに長く続く場合は胸部・腹部の病気や中枢の腫瘍の可能性がありますので直ちに病院へ行ってください。

 

横隔膜を支配するのは【横隔神経】です。その横隔神経は迷走神経と吻合しており互いに影響しあいます。

 

ですのでよくあるしゃっくりを止める方法は、これらの神経に影響を与えるものが多いです。(水を飲む・息を止める等)

 

遠隔よりも直接神経の滑走を良くする方が確実なので方法を紹介します。

 

1,横隔神経の触り方と刺激方法

横隔神経は胸鎖乳突筋の外側にある前斜角筋上の内側を通ります。二枚目の画像の位置です。

三枚目の画像のように鎖骨の真ん中と鎖骨内側の中点でも取れます。

3ミリほどの細い組織ですので、無理に見つけようとせずに、だいたいの所に広く指を置きます。

触るときは強く押さないように軽く触れます。そこから、1センチほどの幅で上下に動かします。

 

2,迷走神経の触り方と刺激方法

迷走神経は簡単で、胸鎖乳突筋の内側のラインを胸鎖乳突筋の真ん中くらいの高さで触ります。これも大体でいいです。触れたら先ほどと同じように上下に軽く動かします。または、下に引っ張ります。

 

これだけです。

神経は過敏な組織なので絶対に強くは押さないでください。

お手軽ですが効果があると思いますので是非お試しください。

 

しゃっくりを止めるだけでなく、内臓の働きを良くしたり、脳圧を下げる効果もあります。

ただ、何回も言いますが強く押さず、軽く触れるようにお願いします。

 

本日はここまでにします。

ではまた

 

 

 

 

米子SS整骨院

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