
今回は食べ過ぎと頭痛の関係について書きます。
食べ過ぎだとどこに負担がかかるでしょうか?
そうです。消化器系です。食道から始まり、胃、十二指腸、小腸、大腸、直腸までの一本でつながった部位です。
消化器の一番上の部分は頭蓋底(頭蓋骨の下面)につながります。
つまり、消化器は頭蓋骨からぶら下がっているということです。
食べ過ぎると消化器内の食べ物が多い状態ですので、単純に重くなります。そして、毒素も多く出ますので硬くなり、動きも悪くなります。
すると、頭蓋骨が引っ張られて、首回りに負担がかかり硬くなります。
頭痛に特に関係する小後頭神経にも負担がかかり頭痛になることがあります。
さらに小後頭直筋は硬膜とも連結するので、中枢神経系にも影響が出て、自律神経症状や姿勢不良にまでつながります。
自分が当てはまるかもという方はまずは食べる量を減らすところから始められてはいかがでしょうか?
それでも、痛みが続く方は来院していただくことをお勧めします。
このような方が来院されたときは、
・胃を中心とした消化器への施術
・小後頭神経を中心とした頸部への施術
・交感神経幹への施術
など徒手療法で出来ることがたくさんあります。
整骨院の範囲ではないと思っている症状でも、実際は施術が効果的なことが多いです。
【こんな症状でも施術できるの?】と迷った際は問合せいただければお答えしますのでよろしくお願いいたします。
本日はここまでにします。
ではまた。