
本日は、痛いところは冷やすのがいいのか?温めるのがいいのか?
について書きます。
大切になるのは【ファシアの毒素をどうやって抜くか?】です。
ファシアというのは、身体のあらゆる組織(筋肉、骨、内臓、皮膚など)を包み、繋ぎ、サポートする線維性の結合組織の総称です。日本語では「筋膜」と訳されることもありますが、ファシアは筋膜よりも広い概念で、全身を覆い、組織同士を滑らかに動かすためのネットワークとして機能しています。
毒素と炎症は互いに関連しあっており、毒素は炎症を引き起こす原因の一つであり、炎症は毒素を排泄するための反応です。
痛いところを冷やしても、温めてもファシアの毒素は抜けます。
ただし効果があるのは、冷やしたり、温めている間だけです。
ちなみに鍼治療や徒手療法では施術後もしばらく毒素は抜け続けてくれます。
つまり、ファシアの毒素を抜くためには冷やすと温めるを交互に繰り返すのが正解です。
傷んでから24時間続けると効果的だと言われています。
冷やすだけだと凍傷や皮膚感覚の異常などが出ますし、温めるだけだ腫れが強くなり痛みを感じてしまいます。
なので両方を使いましょう。
サウナも同じ原理ですね。
循環器に負担がかかるのでやりすぎはよくないですが、サウナでも全身のファシアの毒素が抜けます。
もし、怪我したり、炎症がある場合には試してみてください。
本日はここまでにします。
ではまた。