
米子SS整骨院です
今回はお酒よりも肝臓に悪い飲み物を紹介します。
それは、【果糖が入った飲料】です。
肝臓は代謝・解毒・免疫など約600もの役割がある臓器です。
アルコールは解毒作用に負担をかけますが、果糖飲料は代謝での負担をかけます。
肝臓に詳しいお医者様の間では果糖飲料が一番悪いのは常識だそうです。
果糖はほかの糖とは異なり、肝臓でしか代謝できません。また、液体で飲むことで吸収が早くなるので短時間で大きな負荷がかかります。吸収された果糖は中性脂肪になります。
調べる中で面白かったのが、オレンジをそのまま食べるのと自分で絞って飲むのを比べても絞ったオレンジが圧倒的に肝臓に悪いそうです。吸収スピードが肝になるとのことでした。
果糖が一番悪いのですが、ブドウ糖や液糖も飲料でとると似たように肝臓に負担がかかります。
果糖ブドウ糖液糖が入っている飲み物をいくつかあげます。
清涼飲料水・炭酸飲料・エナジードリンク・スポーツドリンク・甘いコーヒーや紅茶・スムージー・甘みのある野菜ジュース・果物の果汁100%ジュース などがあります。
健康のために飲む方が多いスムージーや野菜ジュースも悪影響なのです。
飲み物は、水かカフェインの入っていないお茶が推奨です。嗜好品としてはブラックコーヒーやカフェイン含有のお茶がおすすめです。
糖分入りの飲料を飲みすぎると、肪肝→脂肪肝炎症→肝硬変・肝臓がんという変遷をたどって悪くなることが多いです。
そして、肝硬変・肝臓がんが進行するまで自覚症状はないそうです。
対策としては、果糖飲料をやめる、運動で体重を7%落とすことだと言われていました。
徒手療法の観点でいうと、肝臓は不調の源流になります。肝臓の門脈という血管には胃・腸・膵臓・脾臓から血液が流入し、栄養の吸収や老廃物の解毒を行います。これは肝臓の機能低下によって胃・腸・膵臓・脾臓にも負担がかかるということです。また、東洋医学では【肝腎同源】という言葉があり、腎臓とも影響しあいます。つまり、肝臓はすべての腹部臓器に影響するということです。
肝臓負担が多いときに身体に現れる変化として、爪が白くなる・爪に縦線が入る・顔が赤黒くなる・怒りっぽくなるなどがあります。
肝臓の数値が悪い方は、生活習慣を見直されてはいかがでしょうか?
また、肝臓や門脈、腹部臓器への施術も可能なので施術を受けることもご検討ください。
今回はここまでにします。ではまた。