
米子SS整骨院です
肝臓が関連する左股関節痛の患者様が来られました
なんで肝臓が関係あるの?と思われますよね。
解剖学で説明すると分かりやすいです。
肝臓には、腎臓以外の腹部臓器から静脈が注ぎます。
これが門脈と言われる静脈です。
門脈に注ぐ中で最も遠い静脈は下腸間膜静脈です。
下腸間膜静脈は大腸の下行結腸・S状結腸・直腸からの血液を運搬する静脈です。
最も遠いということは【最も血液が戻りにくい】ということです。
肝臓のうっ血・腹部の筋力低下・臓器の位置異常等の理由で肝臓に血液が戻りずらくなると腸がうっ血・むくみ・ファシアへの毒素の蓄積などが起きます。
すると、左の股関節・腰・骨盤の可動性低下・ファシアの滑走性低下が起きます。
結果として、左股関節痛・左腰痛・左足のむくみにつながります。
今回の患者様は、肝臓と下腸間膜静脈の施術を中心に行いました。
10あった痛みが4まで下がりました。
他にもたくさん施術部位がある患者様だったので、回数を重ねるたびによくなると予想できます。
使った記憶もない部分が傷む方は内臓が原因かもしれません。
そんな時は当院に頼っていただけると嬉しいです。
今回はここまでにします。ではまた。